同じ仕事をしている友人からの、熱いメール。
勝手に掲載させていただく。あまりに嬉しかったから。同志を得たような気持ちになったから。
I knew energy means a lot to the country, though working here I was only able to think that people are just doing this for their own profit rather than for the country, always a question to me why I should be working here. But as you say, I start to feel that we can make more out of this job in means of national energy, and that's what we should actually be doing!
(俺も、エネルギーというものが国にとって重要であるということはわかっていた。分かっていたけど、あそこ(=会社)で働きながら、この人たちはただ単に利益を上げることのみのために仕事をしていて、国のためになんか働いていないんじゃないかと思っていた。でも、基がいうように、俺もいま思う。俺らの仕事は、国にエネルギーを供給するというもっともっと重要な仕事だ。俺らはまさにそのためにこそ働くべきだ。)
小さな小さな、たまに骨の折れる仕事の積み重ねが、国を支える。
常識的な普通の国民の毎日の努力の積み重ねが、連綿と続くこの国を支え続けてきたし、これからもそうだ。小さな個人のどんな仕事であっても、必ず天と繋がっている。
我々の仕事は、誰かに有難うと言われる仕事ではない。安定的に資源・エネルギーを供給することが我々の任務であり、利益はそのための手段だ。
それはあまりにあって当然のありふれたものだから、誰しもがガソリンがあり電気が街に灯ることを当然のこととして受け止めてきた。俺にしてからがそうだった。
別に1950年代の「商社マン」のロマンを持とうなどとは言わぬ。
だが、我が友よ、我々が「金儲けのためだろう」と諦めない限り、我々の仕事は天下国家に資するところ尋常ならざるものだ。それだけは信じていいはずだ。それを信じればこそ、真に偉大な事業は成し遂げられ得るのであって、そもそも仕事とは金儲けのためだと思っている人間は、金儲けさえできはしない。
そのために我々は一致団結して戦いたい。
これからも、我々のこの国家的な任務が終了することはないのだから。
数人の友人に伝えたい。
俺は、皆が自分の勤める会社が数千億円の利益を計上し、たかだか数千万円の年収を貰えるだけで満足できるほど欲のない人間ではないことを願う。
我々が欲するものは、もっともっと巨きなものであるべきだ。
虚無主義者の快楽よりも、革命家の絶望を、俺は選びたいと思う。