陶芸家・中平美鈴氏作。無骨な美というのかな、あからさまに「きれいでしょ!」と主張しない控え目さが好きです。
備前焼は岡山の誇る陶器です。他にもたくさん陶器は日本にありますが、日常の生活で使ってこれほどしっくりとくるものはあまりないだろうと思います。
麦酒杯、珈琲杯、大皿、小皿、大きな花瓶、小さな花瓶、等々我が家で活躍中です。
土を練り上げて焼いただけ(のはずがないのだが)だから、花瓶にチョコンと小さな花一輪を生けてもよく似合うしとても風流です。もっと世界的に評価されてもよいと思うのですがね。
身の周りに自分のこだわりの品が増えていくのは嬉しいものです。愛着があるものが増えていくというのは、生活がとても豊かになります。同じ珈琲を飲むのでもね、そりゃ当然違うでしょう。
2047年に、スキンヘッドの俺が能登上布の浴衣を着て高梁川の花火を見に出かける頃には、我が家には俺と妻のこだわりの愛用品ばかりが転がってるんやろな~