信じがたいほどに、美しい国。
鷲羽山から望む。
新年の到来に昂ぶりなどない。
目新しいこともない。
だが、なすべきことは腐るほどある。
テレビを捨てろ。
下らんおしゃべりをやめろ。
メモを取れ。
電車で寝るな。
「しょうがない」と言うな。
二本の足で大地を掴め。
四本脚で歩け、走れ。
笑顔で怒れ。
弱きに対しては仏であれ。
強く悪しきに対しては鬼であれ。
吉田松陰は29歳と2ヶ月で死んだ。
俺は今年29歳になる。
めでたい年にならずともよいが、暗く湿りきった陰鬱なトンネルに、我が国が勢いよく突入する最初の年になれば最高だ。
「死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし
生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし」
-吉田松陰