2012年12月19日水曜日

高まる沖縄の独立熱(新・帝国主義の時代)=佐藤優(中央公論)

佐藤優氏の警告。
 (その1)
(その2)

「差別が構造化されている場合、差別をする側は自らが差別者であるということを自覚しないのが通例だ。ソ連共産党中央委員会に勤務する民族問題を担当する幹部も、自らがリトアニア人、ラトビア人、エストニア人を差別しているなどという意識はまったく持っていなかった。民族紛争において、中央政府の政治エリートと異議申し立てをする民族の認識の非対称性は、よくあることだ。」
(その2より)

一般的に日本人は、日本という国家を所与のものとして思考する癖が他の国民より強いように思う。
一般的に日本人は、、ひとたび結婚すれば夫婦という単位は永続するものと思っている節がる(だから婚前契約を結ばない)
沖縄が「完全な」日本の施政下に入ってからまだ2世紀も経っていないのだ。しかもそのうちの一部の期間は他国の支配を受けた。