高瀬川。
このオヤジ、なんてハチマキ巻いてやがる。
鹿がインドの牛のように闊歩している奈良県の隣では鹿カレーが売られている!これぞ日本だな。
融通無碍、なんでもありだ。
漬物を売る男の顔は、漬物のようによく漬かっていた。
漬物しか知らぬが、漬物のことはなんでも知っているような、そういう風貌のオヤジ。
俺らは食べられるためにあそこを泳いでたんじゃねぇんだコノヤロー!
なーにが「お魚さんもしっかり食べてくれたら嬉しいよ」だそこのママ野郎!!!
燕雀いずくんぞ云々なんて言うた陳勝なんぞ知るかこのボケ。
俺は断固として雀だよ。他に嫉妬してるほど暇じゃねーのよ。