2010年8月27日金曜日

Moreskinの使い方

以前「好きなもの」という記事でもMoreskinのことを書いたが、今回はそれの使用方法について。
一つのノートを二年にわたって使ったことはこれが初めてだ。
400ページあるノートが現在4冊目の真ん中ぐらい。振り返って読んでみて必ずしも面白いことばかり書いているわけではないが、それでも過去に考えたこと、記憶しておくべきデータ、素晴らしい言葉などが自分の文字で記録されているのは悪くない。

で、ここからは俺のMoreskinの使用方法です。
Moreskinってなんじゃい?という人はこちらをどうぞ!
http://www.moleskine.co.jp/Moleskine-World/Moleskine-History

1.常に携帯。ケータイを携帯しないときも携帯。温泉キャンプ会食本屋ETC。いつでも書けること、いつでも書くべきことを探すことが大切。
ノートなんて100円の「大学ノート」でよいというのもよく分かる(なんせMoreskinは葉書のサイズで一冊1890円)が、俺は表紙がペラペラのセンスのへったくれもないノートを妙高山のキャンプ場にもっていきたいと全然思えない。自分が一番好きな場所に連れて行こうと思えるノートでないならば、愛着がわかない。いつも携帯するためには、大好きなノートであることって大事大事。で、いつも携帯していることがこれまた大事。人間、「あ」と思いついたその次の瞬間に「あの人かわいい」なぁんてことになってますから。俺はまさかそんなことないけどね~
革張りの重厚感あふれる表紙。あれなら世界のどんなお偉いさんとお茶を飲んでいるときにだってポケットから出しても不釣り合いではないでしょう。

2.毎日天気を記入。当日特別なことがあれば記入。例えば円が対ドル83円まで上がったなど。会食等で友人家族知り合い取引先等にあった場合はそれも記入。精神の健康のために人の悪口はあまり書かない。逆に、「俺だってオオカミに育てられれば四本足で走るだろう」ぐらいに書く、人に腹が立ったときは。

3.読書メモ。よい言葉、記憶すべきデータ・数字を記入。特に「これぞ」という言葉を写したページには付箋を貼って後に引っ張りやすくする。

4.定期的にやりたいことリストを更新。Astonを買うだとか、狼と暮らすだとか、体をクリスティアーノ・ロナウドにするとか。

5.ページ番号をつける。それによって、Googleカレンダーにリンクさせる。具体的には、Googleカレンダーのそれぞれの予定の「説明」の欄に、「M-4th P.53」と書いておく。こうしておけば、「そうだ、3か月前のあの面談であの人なんて言ってたっけ?」と思い出す必要がある際には、GoogleカレンダーでMoreskinにメモがある場所をすぐに引っ張ることができる。これはなかなか便利。

5.付箋と名刺を後ろのポケットに常に入れておく。付箋は住友スリーエムの傑作Post Itの最小のもの。ついでに、人にメモをすぐ渡せるように、大き目の付箋も表紙の裏に貼り付けておく。

6.月に一度ノート上で自己批判を行う。

7.最後。思ったことをその時の言葉で書き遺しておくこと。それを後から参照できることは、自省のために極めて重要だ。

参考にはならんと思いますが、「いいノートはないかなぁ」と探している人は、ぜひ一度手にとってみて損はないです。
実は、メモするくせをつけなさいとおやじに数年前からなんども言われた。おやじが一緒にアムステルダムを歩いていたときもせっせとメモをとっていた。だから、まぁ、やり始めたわけだが、いつでもメモできる状態でいることというのはことのほか便利だ。なぜって、メモを持ち歩く習慣がなければ、「あ、これメモしておかないと」と日常生活のなかで思うことさえあまりない。だが、その習慣さえあれば、あ、これは記録しておかないと!と気が付くようになる。
たぶん、メモをとること自体はどうでもよいのだ。それによって、自分が自分の周りのことにどういう目を向けるようになるか、それが重要なのでしょう。

寝よ。

今夜も宮前平の温泉にいってしまった。