2010年10月20日水曜日

”Expendables”

り言である。

Slyvester Stallone監督・主演の映画”Expendables"を観た。Jason Stathamはたぶん今最もかっこいいハゲだろう。負けておられぬ。
娯楽映画はこうでなくっちゃ!と思わせる映画だ。Arnold SchwarzeneggerもStalloneのかつての戦友として3分ほど友情出演しているのだが、この二人の別れ際のセリフが渋い。

Stallone: 「また会おうぜ」
Schwarzenegger:「そうだな、いつだ?」
Stallone: 「1000年後でどうだ?」
Schwarzenegger:「おい、そりゃちょっと急だぜ」
(Schwaszeneggerはすたすたと立ち去る)

すべての文明が崩壊して、イノシシや熊やムカデと生存の競争をせねばならなくなったときに、最も強い生き物でありたい。それは、Iphoneを駆使して世界のあらゆる情報にアクセスするすべを持つこととは何ら矛盾しない。大切なことは、現在の治安が維持された近代国家における情報化社会を絶対化せぬことだ。こんなものは一度天変地異や大戦争が起きれば吹き飛ぶ。だから、俺は本物の特殊部隊員にあこがれる。山で蛇を捕まえて生き血を啜って前進する男に女が惚れるのは、年収一億円の男が年収100万円の男より女性にもてることと同じくらい正しい(Right)ことである。この場合も、生物学的に。
俺は40kgの狼に勝てるか?俺は時速45kmhで突進してくる猪に立ち向かえるのか?450kgの白クマとは戦えません。流れ星”銀”じゃないんだから。あぁ、俺はなんと小さく弱い生き物であることよ。
敵を忘れてはいけない。敵がいない世界はつまらん世界だ。敵に対して恐怖を抱き、身体を鍛えるからこそ我々は動物なのだ。今の日本人は全員動物園のなかの肥満狸だ。そういう奴らはナッパの「クンッ!」で皆殺しにされるのだ。

倉敷市街から車で10分ほどで、高梁川の取水地である酒津という場所につく。
ここは、見事に水辺の工事がなされ、素晴らしい散歩道ができている。その近くにカフェ(http://www.miyakeshouten-sakazu.com/)もできている。水辺と緑があれば、人間はかなり穏やかになれる。倉敷にお住まいの人は一人でも彼女とでもぜひふらりと散歩に行ってみて損はしないだろう。だが、上にも書いたが、このような水辺と緑が倉敷駅から徒歩圏内にないことにこそ、倉敷駅前の衰退(日本全国だろうが)の根本原因があるように思えてならない。

円高円高というのはやめにしよう。
ドル安である。
円が高くなっている、そりゃそうなのだが、そうではなくて、ドルが雪崩をうったかのように崩落しているのだ。
中国とアメリカは、三つの戦線で対立の火種を抱えており、うちいくつかの戦線では火種は小火になっている。すなわち、①政治体制にまつわるもの、②通貨、③地域覇権。アメリカが最近になって①について中国を攻撃したことは、②と③におけるアメリカの相対的優位性が大きく揺らいでいることを象徴していると思う。