2012年7月12日木曜日

"感動"も"勇気"も軽いなあ

昨日死んでしまった上野動物公園のパンダ君についての朝日新聞の今日の記事。


川崎市の山桜回天(仮名)さん(30)は有給休暇をとって来園。「パンダに明日も頑張ろうという勇気をもらった」と涙を流し、花を手向けた。献花台と記帳台は25日まで置く予定。


最近も東京都高校野球選手権大会開会式で高校球児が、「皆さんに勇気と感動を与える」と宣誓しとられましたな。

パンダに勇気をもらったという人、観客に感動を与えると誓って宣言する高校球児。

超厚遇のパンダの小僧もいいが今や白骨となり大地に返った福島県浪江町のかつての飼い犬、飼い猫、人々の生計を支えた家畜達。
彼らのことを思い出して合掌して成仏を念じようよ。
高校球児は人を感動させるなんてそんなたいそうなこと考えずに、飯を食わせて育てて今日まで野球をさせてくれた両親に、最後の試合の日にありがとうございましたとそれだけ言おうよ。

俺は週末に我が家に侵入して俺に見つかったが優しい妻のおかげで難を逃れた小さな蜘蛛に共感するところ大であります。