2011年3月19日土曜日

決死の特別放水隊よ!

祈ろう。
あなたが信じるなにかに対して祈ろう。
命をかけて、任務の完遂に邁進する自衛官・警察官らの無事と作戦の成功
を祈って、少しだけ目を閉じよう。彼らの家族のことを、毎日少しだけ思
い遣ろう。
彼らが戦っているのは、米海軍の空母がかわいく見えるほどに危険な巨大
原発である。
「彼らの仕事だからやって当たり前」などと言わないで欲しい。僕もあな
たも、「危険をかえりみず任務の完遂を期す」と宣誓したことはないはず
だ。
彼らは、まさに任官の際に宣言した通りに、「危険をかえりみず」命令に
従い、黙々と命懸けの任務にあたっている。
英雄は、常に、命知らずの責任感の塊である。
一人の小さな日本人として、万感の思いを込めて、最大の敬意と真実の祈
りを最前線の彼らまで届けたい。
命を捨てて戦地に赴く彼らに我々が手渡すことができるのは、栄誉と熱誠
だけなのだから。